オンラインカジノは違法?それとも合法?法律について学ぼう
日本でオンラインカジノ 違法?それとも合法?この記事では、皆さんのそんな疑問についてお答えします。この記事で、日本のギャンブルに関する法律、オンラインカジノの違法性について学んでいきましょう。

日本におけるギャンブル
日本において、ギャンブルは法律で禁止されています。というのも、日本には賭博罪というものが制定されているからです。
ただ、ここでパチンコや競馬などは認められているのではないか?という疑問が湧いてくるでしょう。なぜこれらのギャンブルが存在するかと言うと、これらのギャンブルは政府によって特別に認められている公営ギャンブルに値するからです。実際に、これらのギャンブルは日本ですでに何十年も楽しまれており、文化として根付いています。
このように、日本国内ではギャンブルが法律で認められていないにもかかわらず、一部の形態は政府によって公認されているという、複雑な状況となっているのです。
カジノにおいては政府による認可を受けていないため、日本国内による運営は禁止されています。
オンラインカジノは違法?
最近日本国内でもオンラインカジノの人気が高まっています。では、オンラインカジノは違法なのでしょうか?
結論から言うと、日本国内においてオンラインカジノはグレーゾーンという扱いになります。というのも、オンラインカジノは海外企業によって運営されています。つまり、拠点が日本国内に存在しないことを意味します。
この場合、オンラインカジノがギャンブルであっても、胴元が日本国内に存在しないことから、日本の法律では裁けないこととなります。これが理由でオンラインカジノはグレーゾーンとなり、ギャンブルであっても黙認されているのです。
完全に違法行為ということにはできないので、日本国内からオンラインカジノを利用したとしてもプレイヤーが逮捕されるようなことはありません。
逮捕された事例もあり
オンラインカジノを日本から利用しても逮捕はされません。しかし、これには例外があります。その例として挙げられるのがネットカジノ店です。
ネットカジノ店では、日本国内にある施設にてオンラインカジノを利用したギャンブルサービスを提供しています。この場合、利用者は直接オンラインカジノに入金するのではなく、一度ネットカジノ店の運営者に資金を払うこととなります。
このような場合、胴元は日本国内に存在していることとなるため、賭博罪に違反していると判断され、運営者と利用者の両方が検挙されます。
実際に、これまで東京を中心に複数のネットカジノ店が摘発されており、逮捕者が出ています。
自宅でオンラインカジノを楽しむのはいいですが、店舗でプレイすることは違法行為となってしまうため、この点は注意する必要があります。
オンラインカジノを利用する際の注意点
オンラインカジノは基本的に誰でも安全に利用できるサービスです。しかし、いくつかの注意点もあります。
- ライセンスを取得しているか:オンラインカジノを運営するためには、審査を受けた上で ライセンスを取得する必要があります。このライセンス情報が確認できない場合、そのオンラインカジノは違法サイトだと判断できます。
- 拠点が海外にあるか:日本の法律に反しないためには、海外に拠点を置いているオペレーターを利用する必要があります。そのため、公式サイトにて運営者情報をチェックし、海外企業によって運営されていることを確認しましょう。
- 日本国内にサーバーはないか:運営企業が海外であっても、日本国内のサーバーからサイトが運営されている場合、胴元が日本国内にあると判断される場合があります。このような場合、賭博罪が適用されるので注意が必要です。
日本におけるギャンブルの違法性に関するよくある質問
日本でオンラインカジノは合法ですか?
現在、日本ではオンラインカジノはグレーゾーンとなります。日本の法律では、公営ギャンブル(競馬、競輪、競艇、宝くじなど)以外のギャンブルは禁止されています。
日本でスポーツベッティングは合法ですか?
スポーツベッティングも日本ではグレーゾーンとなります。海外のブックメーカーの利用は黙認されています。
日本でのギャンブルの合法化に向けた動きはありますか?
最近では、IR実施法が成立し、カジノを含む統合型リゾートの整備が進められています。そのため、合法化される可能性は十分にあります。
まとめ
日本ではギャンブルは違法となりますが、オンラインカジノ 日本 違法でも合法でもないグレーゾーンとなります。海外の合法サイトを利用している限り、逮捕されるようなことはないでしょう。ただし、ネットカジノ店など、一部の形態の利用には注意が必要です。
今後日本でギャンブルが合法化されることを期待しましょう。